人を信じさせるには…脳科学で解明!

人を信じる、信用するという行動は、実は、その人の経験から形成された内部モデルによって、
瞬時に判断されることがわかっています。

これは、まぁ、『一目ぼれ』だったり、直感だったりするんです。
なので、経験豊富な高齢者ほど直感の制度は高まるのですが、
逆に、人を信じやすい傾向にあるのも事実です。

さて、不信を信頼に変化させる方法として、最も簡単な方法は、
オキシトシンの投与になります。

このオキシトシン。陣痛や母体の授乳を促進させるときに機能するホルモンなんです。
なので、今までは、男性には無関係と考えられてきましたが、実は、
男性にも脳内にオキシトシンが沢山あることがわかってきました。

で、このオキシトシン…。信用するときに多く分泌されるのです。

実験すると、また、凄い結果が…。

オキシトシンを鼻から吸引させたら、その人は金銭取引で相手を盲信してしまいました。
そのことで、被害を受けてもさらにオキシトシンを投与すると、
損害のことは忘れて、また、相手を信じてしまいました。

これは怖いですね~。アメリカではオキシトシンが薬局で売られているとか…。
信じて欲しい相手にオキシトシンを嗅がせるだけで、盲信してくれるんだから、
究極の媚薬ですね~。

オキシトシンは自然に分泌させることもできるんです。
では、どうすればいいのか…。

出ているときというのは、母親が授乳させるとき、子供が好きな人が子供と接しているとき、
ペットやぬいぐるみを見て出ることもあります。信頼し合う男女

ということは…、男性が母性本能をくすぐるようなかわいいキャラを演じれば、
女性は全面的に信用してくれる…ということです。

信頼されるようにと完璧なキャラを目指すことは、かえって不信感を大きくしているのかも…?
むしろ、ちょっと抜けてて憎めないキャラのほうが、信用されやすいです。

さらに、オキシトシンはセックスでも分泌されています。
行為によってお互いに理解が深まるように感じますが、
これは愛によるものではなく、オキシトシンの分泌によってお互いに信じあっている…、
信じあわされている…ということなんです。

オキシトシン意外でも信頼を得る方法があります。
それが、暖かい飲み物を相手に手渡す…という方法です。

暖かい物を手渡すと、人柄まで温かく見えて信頼性が高まります。
好きな人に信頼されるには、コーヒーを手渡して、憎めない天然キャラを演じるといいかもしれませんね。

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